ハネウェルジャパン(東京都港区海岸1-16-1、TEL03-6730-7000、木下靖博社長)は、9日と10日の2日間、横浜ベイホテル東急で、プロセスオートメーション技術を紹介するイベント「ジャパン・テクノロジー・サミット」を日本で初めて開催した。石油化学や製紙・パルプ産業、プラントメーカーなど約300人が参加した。
冒頭、ハネウェル・プロセス・ソリューションのプレジデントであるヴィマル・カプール氏が登壇し、同社のプラント操業と生産性の向上の取り組みを紹介。また日本市場を重要拠点と定めている理由について「1990年から2000年にかけて導入されたシステムが更新時期に来ている。卓越したテクノロジーとグローバルの経験を生かして更新プロジェクトを推し進めていく。さらに、日本のEPCコンストラクターはとても優秀だ。協力関係を強化していく」と述べた。
イベントでは、人間工学に基づいた設計で直感的な操作が可能な最新の制御コンソール「Experion Orion Console」をはじめ、オペレーターをアラームの洪水から解放し、適切な運用を助けるアラーム管理ソフト「DynAMo Alarm and Operations Suite」などを展示した。