SUS(静岡市駿河区南町14-25、TEL054-202-2000、石田保夫社長)は、2016年4月の稼働開始を目標に、千葉県木更津市の産業用地「かずさアカデミアパーク」に新事業所を開設する。
同社はFA向けアルミ製機器製品および機械装置の設計開発、製造、販売を手がけ、アルミフレームなどで高いシェアを誇る。新事業所は、静岡・九州・福島・滋賀に続く、国内5カ所目の製造拠点。
既存の拠点と同様、主力製品であるアルミフレームや各種アクセサリーパーツを在庫し、切断・加工・組み立てを行うほか、アルミ製住宅や建築用構造材・家具などを扱うエコムス事業の試作品の実験や、評価ならびに製品の組み立てを行う専用工場も立ち上げる。
これにより、事業拡大に向けた生産体制を構築するとともに、従来は福島など遠方の拠点からカバーしていた関東エリアへの供給体制を強化。さまざまな業種の生産拠点が立地し、大きなマーケットを持つ関東の顧客をよりきめ細かくサポートしていくための中核拠点とする計画。総投資額は 17 億円。