2016年ハノーバーメッセ テーマは「産業システムの統合化」

ハノーバーメッセ マルクジーマリング上級副社長とドイツメッセ日本代表部竹生学史部長
ハノーバーメッセ
マルクジーマリング上級副社長とドイツメッセ日本代表部竹生学史部長

世界最大のBtoB向け産業技術の専門展示会「ハノーバーメッセ(主催=ドイツメッセ)」が2016年4月25日~29日の5日間、ドイツ・ハノーバー国際見本市会場で開催される。約100カ国・地域から5000社以上が出展し、製造業・エネルギー産業などから20万人が来場する見込み。会期中は1000以上の技術会議が開催される。

今回のメーンテーマは「Integrated Industry(産業システムの統合化)」。15年の開催に続き、16年のハノーバーメッセでも「Industry4.0」に象徴されるデジタル化技術は注目されており、100件以上の応用例が展示紹介される。

開催に先立ち、9月9日プレスカンファレンスが行われ、展示会概要や出展動向などが紹介された。来日したドイツメッセのマルク・ジーマリング・ハノーバーメッセ担当上級副社長は「ハノーバーメッセでは数年来、メーンテーマに“産業システムの統合化”を掲げており、日本の産業界が進もうとしている方向と一致している。また、16年のパートナーカントリーはアメリカであり、特にロボット技術への投資を増加させている。ロボット技術や自動化技術を売りとする日本企業にとっては、ハノーバーメッセは海外の製造業関係者に知ってもらうまたとない機会になるだろう」と述べた。

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