ベッコフオートメーション(横浜市中区桜木町1-1-8、TEL045-650-1612、川野俊充社長)は15日に横浜、18日に大阪で、プライベート技術セミナー「ベッコフ
テクノロジーデイ2015」を開催した。
「EtherCATとPC制御が可能にするインダストリー4.0」をテーマに、最新のPCベースのFA制御技術と超高速EtherCAT、インダストリー4.0の最前線を、事例を交えて紹介。
15日は横浜市中区の日石横浜ビルで、18日は大阪市北区のAP大阪梅田茶屋町で行い、横浜会場は満員となる約70人が参加した。
セミナーでは、EtherCATを基本から学べる「EtherCAT敷設の基礎知識」をはじめ、PLCとモーション、HMIを一つのハードウェア上の一つのソフトウェアに統合した同社のPCベースのFA制御環境「TwinCAT3 version3.1」の技術情報、産業用PCや組み込み型PC、I/O、ドライブ製品のXTSを紹介。さらにセミナー後半には、川野社長による「インダストリー4.0の最前線」が行われた。
横浜会場ではゲスト講演としてrimOnOの伊藤慎介社長兼CEOによる「日本発のEVベンチャーが目指す新しいモノづくりの未来」と題した講演が行われ、ものづくりの現状と、それを日本のチャンスにするための方策について示された。
また会場では最新製品を展示。Core i7/Atomデュアルコア搭載組み込み型PCとEtherCATマスタ、EtherCAT対応安全PLCマルチタッチパネルPC、高速無配線搬送システムXTSなどのデモが行われた。