河村電器産業(愛知県瀬戸市暁町3-86、TEL0561-86-8111、水野一隆社長)とシュナイダーエレクトリック(東京都港区芝浦2-15-6、TEL03-5931-7651、安村義彦社長)は、データセンター、サーバールーム向け(以下、DC)分野で協業することに合意した。
協業の第一弾として、河村電器産業の「システムラック」にシュナイダーエレクトリックのラック用電源タップ「ラックマウントPDU(Power Distribution Unit)」を組み合わせた製品を、河村電器産業から販売した。
シュナイダーエレクトリックは、フランスの世界的な電機メーカーのグループ会社。同社のラックマウントPDU製品は、電流値・電圧・電力などの監視や計測機能を持ち、ネットワーク経由でコンセントごとの電源管理が可能。
これらに、設置場所・規模・用途に応じた様々なタイプがあり、高い放熱性や耐震性を備えた河村電器産業のシステムラックを組み合わせて販売することで、納期短縮・コスト削減に結び付けられる。
今回の協業を皮切りに、今後は、より包括的にDCの効率化が行えるDCIM(Data Center Infrastructure Management)分野にも取り組む予定で、両社の有する技術や実績を活用したソリューション開発などを進めていく。