昭電(東京都墨田区太平4-3-8、TEL03-5819-8373、太田光昭社長)は、web 上から無料で雷リスクを診断する業界初の「雷リスク診断サービス」を1日から開始した。
このサービスは、同社のホームページ内の専用ページから、「地域」や「業種」「建物の種類」など6つの簡単な質問項目に回答するだけで簡単に「雷害リスク1~5」を総合判定できるもの。
サービスメニューは、この診断結果をレポートする「web診断」(無料)と、専門スタッフにより詳細な現地調査を行い診断する「現地診断」(有料)の二つをラインアップ。「web診断」で年間1000ユーザーを目標にしている。
web診断は、メーカーなどの大規模工場やエネルギー事業者、通信事業者、一般ユーザーまですべての人が利用できる。web診断で、総合評価が「雷害リスク3~5」のユーザーや雷害に悩まされているユーザーには、雷害対策の専門家による現地での詳細な診断調査とコンサルティングを行うこともできる。
近年の地球温暖化などの影響でいわゆる「ゲリラ豪雨」と呼ばれる激しい集中豪雨が多発し、それに伴い落雷被害も増加傾向にある。
同社は、総合雷害対策企業として、直撃雷から建物や人命を守る「雷保護システム」や落雷による誘導などにより建物の中にある電源設備、通信設備を雷の被害から守る「各種 SPD(避雷器)」など、製品提供から保守・工事までをワンストップで対応。さらに今年2月からは「落雷予報」のサービスも開始している。
今回の「雷リスク診断サービス」の追加でコンサルティング業務をさらに強化していく。