オータックスは、産業用スイッチをコア製品とし、プリント基板上に直接実装するDIPスイッチに注力している。また、スイッチで培った接点技術を展開して、エアコン用・FA用端子台、ICソケット、医療用センサ、金属加工関連商品群と、製品陣容を拡大してきた。
CEATEC JAPANでは、従来からの電子部品のほか、アルミニウム製大型テレビ用フレーム、アルマイト着色ができるダイキャスト、MIM(金属粉末射出成型法)の金属加工技術、医療用センサを搭載した医療機器、およびヘルスケア関連商品などを中心に展示する。また、現在同社が取り組んでいる入力デバイス技術を展示する予定。
このうち、アルマイト着色ができるダイキャストは、スマートフォンやタブレットPC、ウエアラブル機器など筐体(きょうたい)製作で、従来のアルミ板切削とは異なる生産手法で、コストを低く抑えられ、加色などもできるため、装飾品などの生産にも対応。
同社では新しい加工方法として、現在のアルミフレーム加工からの転換にもなるとして今後の売り上げの柱にしていく計画。ブース№は5ホール5K73。
公式サイト>>> http://www.otax.co.jp