Kii(東京都港区赤坂2-23-1、荒井真成社長)は、IoT時代の新たな企業間関係を生み出す企業連合「Kiiコンソーシアム」を設立した。現在、21社が参加し、同社とKDDI、大日本印刷を中心メンバーとして運営していく。2016年3月末までに30社に広げる予定。
Kiiは07年にモバイルデータ同期技術に特化して設立し、10年にデバイスサーチの世界的リーダーである米国Servo Softwareと合併して誕生。同社の中核製品である「Kii Cloud」は、クラウド技術と配信サービス、モバイルアプリ開発者の収益化とビジネス拡大の支援を組み合わせたサービスで、現在パートナー開発者のアプリケーションネットワークを通して、全世界で数千万人以上のエンドユーザーに利用されている。
Kiiコンソーシアムでは、多様な業界の参加各社が最適なIoTソリューションの構築に向けた取り組みを進める。参加企業がIoTの導入事例を共有し、世界の標準化動向や最新のアーキテクチャを把握して、IoT機器やモバイルアプリの開発のハードルを下げ、その成果を社会へ発信していく。
会員企業は以下の通り(五十音順)。
アイエンター、アイダック、アシアル、アップフロンティア、ウィナス、Kii、京セラコミュニケーションシステム、クレスコ、KDDI、 KDDIテクノロジー、コガソフトウェア、サイレックス・テクノロジー、ジェーエムエーシステムズ、セック、大日本印刷、テックファーム、日本システムウエア、ネオス、富士通ビー・エス・シー、プロトコーポレーション、ユニアデックス。