日本電気計測器工業会(JEMIMA、小野木聖二会長)は、会員企業に向けて安全保障輸出管理に関するコンシェルジュ(よろず相談窓口)サービスを開始した。
このサービスは、会員企業から寄せられた輸出管理業務を遂行していく過程で直面する法令解釈上の疑問点などの相談内容を、輸出管理委員会で検討・審議して回答する。
「リスト規制」の武器輸出三原則(現、防衛装備移転三原則)に基づく武器及び国際レジームで合意された軍事転用の可能性が特に高い貨物や技術、「キャッチオール規制」のリスト規制品目には非該当の貨物・技術でも、輸出する貨物や提供する技術が、大量破壊兵器や通常兵器(武器)のために用いられることを知った場合に経済産業大臣の許可を必要とする規制などを遵守するための管理手法などの相談を受け付ける。
サービス対象者はJEMIMA会員で、費用は無料。相談方法などの詳細はJEMIMA Webサイト(http://www.jemima.or.jp/activity/export/concierge.html)から。