シナノケンシ(長野県上田市上丸子1078、TEL0268-41-1800、金子元昭社長)は、組み込み型サーボドライバ「DDB33T」シリーズを開発し、2016年1月からカスタム製品として発売を開始する。従来モデル「DDB-38T」シリーズに対して同等の出力を維持しつつ、体積比40%の小型化と、重量比15%低減を達成。多層基板やスタック構造の採用といった構造面の見直しと、搭載電子部品の高機能化により実現した。
近年注目の人命救助や荷物運搬などの作業支援ロボットには、バッテリーから電力供給を受けて動くものが多数あり、構成部品であるモータドライバに対する小型・軽量化の要求も高まっていることに対応。
同製品は12月2日から東京ビッグサイトで開催される「2015国際ロボット展」でも展示される予定。