NECは、住宅メーカーや太陽光発電メーカーなどの事業者向けに気象予報から太陽光発電量を予測し、蓄電システムを自動制御するクラウド型HEMSを発売した。
同製品は、気象予報から翌日の太陽光発電量を予測し、同社の小型蓄電システムの充電タイミングの自動制御が可能。太陽光発電や安価な深夜電力などのエネルギーを蓄電システムに貯蔵・利用でき、経済性向上に効果的。例えば翌日の気象予報が曇りの場合、日中の太陽光発電量が少ないと想定され、前日の深夜電力を使って充電する。
ブレーカごとの電力消費量の見える化に加え、スマートメータから家全体の正確な電力消費量データを受信可能(Bルート対応)。クラウドに蓄積したデータを活用し、事業者の新たなサービスの創出にも役立つとしている。