無線応用技術のトータルコーディネーター、アローセブンが生産見える化システム「Factory Insight」を開発、インダストリー4.0の第一歩が簡単に踏み出せると、製造現場の注目を集めている。同システムは、既に現場にある信号やシステムと、同社の無線技術を徹底活用することで、導入コストの極小化を実現。無線による簡単設置はもちろん、汎用(はんよう)PCとエクセルを使った自動集計システムとの組み合わせで、導入にかかる時間も短縮できる。
システムはアナログ信号やデジタル信号を伝送する入出力ユニット、無線収集したデータをPCに引き渡すネットワークマスタ(親無線機)、受け取ったデータをPCアプリに渡すためのドライバソフトなどから構成され、現場の信号を収集し、ライン別生産数、稼働率などエクセルソフトを用いて自動集計ができる。バーコードリーダーや、RFIDリーダーなどのシリアル信号とカウント信号などのデジタル信号およびアナログ信号を同一システムで収集できるため、スマートファクトリー構築に適している。
同社は「FactoryInsight」を11月4日~7日にポートメッセ名古屋で開催される異業種交流展示会「メッセナゴヤ2015(小間番号:20-188)」で展示・紹介する。
公式サイト>>> http://www.arrow7.co.jp