日本海側最大級のものづくり展示会「燕三条ものづくりメッセ2015」(主催=燕三条地場産業振興センター)が10月29、30の両日、新潟県三条市の燕三条地場産業振興センターで開催された。燕三条地域のものづくり企業や新潟県内外の製造業企業など221社が出展した。
同展示会は、作業工具や刃物関連、金属ハウスウェアをはじめ、厚肉部材の深絞り対応や超精密金型研磨技術、樹脂3Dプリンター製品の量産研磨技術など、優れた加工技術を持った企業が多数出展。221社の内訳は、加工技術分野が117社、民生品分野が25社、工作機械やバリ取り機など機械装置分野が34社、開発設計などソリューション分野が28社、大学研究機関が17団体となっている。
併催事業として各種セミナーを開催。特別講演会として、29日15時半からヤマトホールディングス会長の木川眞氏による「クロネコヤマトの満足創造経営」を企画。30日11時からはバリ取り加工技術専門セミナーを実施。関西大学名誉教授でバリ取り大学学長の北島弘一氏など第一線の講師による技術講演を行った。また29日10時半からは、第2回サーボプレス技術フォーラムを実施したほか、会期中は展示会出展企業によるプレゼンテーションも行われた。