シマデンは、ハイブリッド調節計「SRP30シリーズ」を来春の発売に向けて開発。12月2日から東京ビッグサイトで開催される「計測展2015」で紹介する。
SRP30シリーズはプログラム調節計とデジタル調節計のハイブリッドで、汎用(はんよう)用途から高度なプロセス制御まで1台で対応が可能。外形寸法96×96ミリの「SRP33」と、96×48ミリの「SRP34」の2モデルを用意する。
大型5桁、11セグメントの見やすい文字表示を採用し、視認性と表現力を大幅に向上。また、プログラムパターン数最大9パターン、プログラムステップ数最大180ステップと複雑な温度制御にも対応し、高精度0.1%FS、サンプリング周期最速50msと基本性能も充実している。
さらに、本体が電源OFF状態でも専用セットアップソフトによる設定の書き込み/読み込みができるうえ、制御盤などに取り付けた後にも容易にPCと通信ができるよう、USBポートを本体前面に配置している。
熱電対、測温抵抗体、直流電圧、直流電流すべてに対応するフルマルチ入力と多彩な出力を搭載し、温度調節、圧力調節、流量調節、液面調節など工場や設備現場のあらゆる場面で活用が見込まれる。CEマーキングにも適合。
公式サイト>>> http://www.shimaden.co.jp/