IDECはDINレール取り付けタイプの薄形電源「PS5R-V形」を発売。同社の電源技術を活用し、大幅な小型化と耐環境性能の強化による長期安定稼働の両立を実現して制御盤設計者や設備担当者の高い評価を得ている。
新製品は同社従来品に比べ、体積比約50%減、横幅約40%減と省スペース化を実現。一般的に電源をはじめとした盤内部品は、熱による劣化から、省スペースと耐久性の両立は高い技術が求められ、さらに、放熱を考慮し、取り付け方向に制約があるが、同製品は6方向の取り付けを実現。設置場所や配線の都合に合わせたフレキシブルなレイアウトができる。左右に必要なスペースはそれぞれわずか10ミリで、制御盤内スペースの削減に貢献。また、スクリューアップ端子構造により丸端子の接続もスピーディーにでき、ねじの脱落、紛失の心配もない。使用周囲温度もマイナス25℃~プラス75℃と高い信頼性を誇り、保証期間も5年と安心して使うことができる。UL、CE、SEMI-F47など各種規格にも対応し、海外向けや半導体製造装置にも採用が可能。出力容量は10W(DC5V)、15W(DC12V/24V)、30W(DC12V/24V)、60W(DC24V)、120W(DC24V)と7種をラインアップ。2016年1月に90Wタイプと240Wタイプも発売予定。
公式サイト>>> http://jp.idec.com/