高度なコンデンサ技術で電気エネルギーマネジメントの課題を解決する指月電機製作所が次世代電力制御装置として「パワーマネジメント装置」を開発・販売し事業所の省エネルギー化と電力安定供給に寄与している。
同装置は電気二重層コンデンサ(EDLC)と組み合わせて急速充放電を実現、顧客仕様に応じて蓄電池をリチウムイオンバッテリー、リチウムイオンキャパシタに置き換えることもでき、定格容量は100キロWまで製作が可能。
特性を活用したアプリケーションも多数あり、クレーン・搬送機などから発生した回生電力の再利用、ロボット・クレーンなど瞬間的に電力消費が大きくなる設備でのピークアシスト、射出成型機など消費電力が大きい設備でのピークカット、工場全体で消費電力が高い時間帯に電力利用するピークシフトなどが省エネ対策として導入が進んでいる。さらに、事故・自然災害などの停電で、停止させることができない重要装置の非常電源として、蓄電池に蓄えた電力を利用することが可能。BCP(事業継続計画)対策としても有益。
対象システムに応じた最適な蓄電構成が選べ、自立運転機能により、充放電タイミングを自動判別。導入後のオペレーション工数もかからないため、省エネ、環境対策などを進める企業にとってはメリットが大きい。
公式サイト>>> http://www.shizuki.co.jp/