GEとPTCは、GEの「ブリリアント・ファクトリー」を構成する製造ソリューションを共同で推進していくと発表した。
「ブリリアント・ファクトリー」とは、常に最新のテクノロジーを導入し、リアルタイムなデータ活用でオペレーションを最適化するという工場におけるGEの考え方。
ブリリアント・ファクトリーにPTCのインダストリアルIoTアプリケーション「ThingWorx」を活用することで、GEのソフトウェアと統合された柔軟なダッシュボードや強力なデータ解析機能を有する、産業向けに強化された工業向けソリューションとなる。
例えば、ユーザーの役割・職種に対応した製造ダッシュボードへKPIのリアルタイム表示や、全工場におけるKPIモデルの標準化とシステムへの接続、コラボレーションや警告、通知、対処法を提示するデータにより迅速で正確な意思決定が可能になる。
両社は製造業の営業とマーケティング組織をグローバルで連携。デジタルマニュファクチャリングのビジネスを共同で推進していく。また今回の共同ソリューションはGEの工場にも展開する。
GEのジェイミーミラーCIOは「このソリューションを通じ、重要な意思決定が可能となるようにデータは明確に容易にフォーマット化されるため、機器の稼働時間を増やし、必要なメンテナンスを予測することが可能となる」と話している。