サンワテクノスは、恒例の技術セミナー「サンワテクニカルセミナー’21」を、名古屋(8月28日)、大阪(9月18日)、福岡(10月9日)、東京(10月30日)の4会場でリレー開催し、合わせて350人が参加した。
同セミナーは1998年に名古屋で第1回を開催して以来、17年間にわたって各地で開いており、今年は同一テーマのセミナーを4会場で企画した。30日の東京会場であいさつした同社山本勢社長は「その時々の旬な話題を、取引先の技術者の方に聞いていただきたく企画している。今年は第4次産業革命とも言われているインダストリー4.0をテーマに、インターネットを活用したスマートファクトリーの動きなどを紹介していただいている。今後の参考にしていただければありがたい」とあいさつした。
セミナーでは、シーメンスの五島直、横谷浩行、オムロンの本条智仁、ダイセックの杉谷和志の各氏が、インダストリー4.0やPLMソフトウェアの概要、IoTで変化する製造業の未来などで講演した。
今後の日本の製造業の行方を左右する新しい動きだけに参加者の関心も高く、熱心な聴講とともに、活発な質問が交わされた。