東京都電機卸商業協同組合(TEP、堀内覚理事長)は、流通近代化委員会(川鍋季明委員長)と青年部会(市村康徳部会長)と共催で「情報セキュリティ対策セミナー」を、全国家電会館で4日開催、約70人が参加した。
コンピューター全盛時代の中にあって情報セキュリティの重要性がますます高まっているが、その対策は万全とはなっていない。
冒頭あいさつに立った川鍋委員長は「中小企業はセキュリティ対策が弱いため、中小企業に侵入して大企業の情報を盗むことが増えている。今回の講演を参考にして、対策を行ってほしい」と述べた。
講師は情報処理推進機構技術本部セキュリティセンター普及グループ江島将和氏が行った。
江島氏は、コンピューターの管理状況やメールの送受信の注意点など、中小企業の入門レベルの対策を細かく説明した。
電子・電機関連の仕事に日頃から携わっている商社業務でも、セキュリティ対応で問題となる点も見られ、あらためて業務面の見直しなどの参考になる内容も多く、好評であった