ものづくり日本大賞 内閣総理大臣賞を選出

経済産業省と国土交通省、厚生労働省、文部科学省は、第6回「ものづくり日本大賞」で内閣総理大臣賞の24件65名1団体を決定した。合わせて経済産業省は、経済産業大臣賞と特別賞、優秀賞の54件283名3団体を選出した。

内閣総理大臣賞は、マツダ「揮発性有機化合物とCO2を同時削減する新塗装技術『アクアテック塗装』」、天童木工「軟質針葉樹の圧密成形加工技術開発・実用化および家具用材への利用拡大」、興研「ISOクラス1フィルタと整流機構で実現した省エネルギースーパークリーンシステム」、デンソー「地球環境保護に貢献するクリーンディーゼルを支える世界初のコモンレールシステム」、ナカシマプロペラ「省エネを実現する、商船に世界初搭載した炭素繊維強化プラスチック製プロペラの開発」、TOTO「次世代半導体デバイスを支える『製造装置用低発塵性部材』の開発」、藤井ピアノサービス「グランドピアノの音色と機能を持つアップライト型グランフィールピアノ」など24件65名が選ばれた。

「ものづくり日本大賞」は製造・生産現場の中核を担っている中堅人材や伝統的・文化的な「技」を支えてきた熟練人材、今後を担う若年人材など、「ものづくり」に携わっている各世代の人材のうち、特に優秀と認められる人材を顕彰するもの。本賞は、経済産業省、国土交通省、厚生労働省、文部科学省が連携し、2004年から隔年開催しており、今回で6回目を迎えている。

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