キラ・コーポレーション(愛知県西尾市吉良町富好新田字中川並39-1、TEL0563-32-0100、大竹健二社長)は、高生産性を追求した高速、高剛性のテーブル移動型、自動化対応タイプのマシニングセンタ「PCV-30」を発売した。
これは、ロングストローク仕様で移動量は、X700×Y400×Z300ミリで、大型ワークに対応できる。ワイドなテーブルサイズで、幅広の治具にも対応。
リニアガイドに全軸ローラーガイドを採用して、XYZ軸のボールネジ径をアップ、また構造解析による最適な構造を構築し、高い剛性を実現している。
新マガジン構造による高速ATGダイレクト交換方式、高性能サーボモータ駆動で、工具交換時間を同社従来機比で10%短縮している。
また、軸加速度、早送り速度、工具交換時間などの改善で加工時間を短縮、生産性は約15%向上。
主軸の回転速度は、標準仕様で毎分50~10000回。工具収納本数は、標準15本、オプションで21本。
外形寸法は、省スペースタイプの場合、幅1250×奥行き2360×高さ2128ミリ。
自動車部品、IT関連部品、電機関連部品など幅広い分野に適応する。