山洋電気は、クローズドループステッピングシステム「SANMOTION Model No.PB」のラインアップを拡充し、DC電源入力の4軸一体型ドライバを、10月23日から発売開始した。
同製品は、1台のドライバで4軸のステッピングドライバを駆動可能。1台で済むので省スペースで省配線になる。さらに脱調が起きないクローズドループ制御に加え、位置指令に対する遅れがない制御モードを搭載。装置のタクトタイム短縮に役立つ。
また位置指令の分解能は200P/Rから51200P/Rの間で柔軟に設定でき、装置に求められる分解能に適した駆動ができる。制御パラメータの設定や運動状態のモニタリング、試運転などをパソコン上で行うことができ使いやすさも向上している。
半導体製造装置や食品機械、一般産業機械向けに最適。