安川電機 韓国にロボットセンター設立 実機操作で利用分野拡大

安川電機は、韓国でのロボット事業の強化に向けて、大邱(テグ)市に、100%子会社である韓国安川電機南部支店を拡大・移転するとともに、「韓国ロボットセンタ」を設立し、10月から稼働を始めた。

同センタは、これまで提供しているロボットユーザーへのロボット操作や保守教育を充実させるとともに、「来て・見て・触って」をコンセプトに、顧客に実機を使ったデモやテストを通じて、ロボットへの理解を深めてもらうことを目的としている。

また、現地での自動化ニーズが高い自動車、電子関連だけでなく、食品・医薬品・化粧品など、今後一層の自動化拡大余地のある産業分野への販売も進める。

同時に、ロボットを使った自動化設備の設計・製作を顧客から請け負うシステムインテグレータ(SI)への情報提供や教育などのサポート体制も整備し、SI専用の施設を設けて実際のロボットを操作してもらうことで、SIとの関係を強化する。

敷地面積は1万6530平方メートル(5000坪)。建物は一部4階建て延べ床面積1万0720平方メートル(3243坪)の規模。

ロボット製品だけでなく、サーボモータ、サーボパックやインバータなど、同社のモーションコントロール製品も展示。

さらに今後、一般公開日などの設定や学生の教育実習の受け入れなどを行い、地域貢献活動にも寄与していく方針。

韓国には自動車・半導体・液晶を始めとした大手企業が多く、その部品を生産する企業も含め、ロボットのニーズが高い。

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