三菱重工業は2016年1月1日付で、工場・施設管理、建設、不動産関連の事業を手掛けるグループ企業8社を統合し、100%出資の「菱重ファシリティー&プロパティーズ」(東京都港区芝5-34-6)を発足させる。現在進めているコーポレートの構造改革の一環として全国一体組織とし、業務の横通しを進め、一層の高度化・効率化を図る。
統合会社は、菱重エステートを存続会社として、残り7社を吸収合併することにより発足する。関東地区を所管する本社、および中部、近畿、広島、西日本の4支社体制とし、工場・施設管理、建設、エステートの3事業本部を置く。資本金は2億5000万円で、発足時の従業員数は約2000人。