日立ソリューションズ東日本(仙台市青葉区本町2-16-10、TEL022-266-2170、八田直久社長)は、製造業の高度な品質管理を可能にする技術の開発に着手。製造設備から得られるデータの分析を通じて、品質変動を引き起こす要因分析および異常予知の自動化を目指す。
同社は、今年7月から製造現場での大量のデータの取得を開始。このデータを、予測分析のための総合ワークベンチ「IBM SPSS Modeler」を使って分析している。2016年度中の実用化を目指すとしている。同研究は、日本精工の製造現場でのデータを活用し、さらに同社の品質管理のノウハウを生かして、共同で技術開発を進めていく。