アルファTKG(東京都中央区日本橋本町4-1-13、TEL03-3527-9026、高木俊郎社長)は、長野県岡谷市で「経営セミナー」を11月12日開催し、19人が参加した。
このセミナーは、第4次産業革命として急速に関心が高まっているインダストリー4.0に絡めて「実行するMINI Industry4.0」をテーマに開いた。
MINIは、「Most Intellgent&New Initiative」を略したもの。
「現場を大切にする日本式スマート工場への挑戦」と題して講演した高木社長は、第4次産業革命に至る世界の歴史を振り返りながら「これからは中小製造業・ローカル企業の時代である。3次元設計と情報の1元管理を行い、生産管理と連携すれば、つながる工場が完成する」と強調。
同社が開発しているMINI Industry4.0構築支援システム「alfaDOCK304」の紹介とともに、この取り組みを行っているタイのジンパオと千葉のヒラノの2社から事例発表が行われた。
セミナーには岡谷周辺の精密板金加工会社の経営者らが出席し、日本のものづくりを底から支える中小企業の勝ち残りの仕組みについて、熱く討論した。