日本電機工業会(JEMA)と日本電気制御機器工業会(NECA)は共催で、「システムコントロールフェア(SCF)2015」を、日本電気計測器工業会(JEMIMA)主催の「計測展2015 TOKYO」と、同一日程、同一会場で、12月2日から東京ビッグサイト西ホールとアトリウムを使って開催します。
「SCF2015」は、ファクトリー・オートメーション(FA)関連の最新技術や最新製品を一堂に集めた展示会として、1988年に始まり、今回で18回目を迎えます。
今回も、産業用ロボット、産業用ネットワーク機器、プログラマブル・コントローラ、各種センサー、制御機器などの製品やソリューションが各社から展示される予定で、新しい工場の姿やものづくり技術のトレンドを発信する場として高く評価されております。
現在、「第4次産業革命」として、センサーを使って機器や設備の状況を把握するIoT(モノのインターネット)に加え、センサー他から収集した膨大なデータを解析し、判断するビッグデータ技術や人工知能(AI)技術、サプライチェーン(SCM)など、全体最適化を図る機運が盛んになっています。
「SCF2015」では、「第4次産業革命-つながる化-」をテーマに、IoTやM2M、安全、セキュリティ、環境、エネルギー、ICT、イノベーションなどの最新動向について、計測展と共同で発信していきます。また、SCFとして初めて、海外パビリオンを用意し、4カ国から交流団体が出展します。さらに、受講無料の講演会・セミナーも充実したプログラムで3日間予定しています。
「第4次産業革命」には日本でも多くの企業が取り組んでおり、その姿勢が日本のものづくりをより元気にします。SCFもこの変革にしっかりと取り組んでいきます。
SCF2015にひとりでも多くの方に来場していただき、来場者ご自身の目で見て、変革の未来作りに参加いただくことを願っております。
一般社団法人日本電機工業会
津田純嗣 会長
一般社団法人日本電気制御機器工業会
曽禰寛純 会長