FAセンサは、物の有無や計測、判別など多岐にわたる役割を果たしている。
FAセンサの中でも市場が大きく代表的な光電センサは、LEDや半導体レーザを光源にした非接触センサとして主流となっている。
最近は小型化と長距離検出、高い保護特性などが進み、検出距離50メートル、保護特性IP69Kなどもある。
もうひとつの代表的な近接センサは、耐環境性が良く、高温・多湿、防爆雰囲気、水中などで使用できるという、ほかのセンサにはない独自の特徴がある。6ミリ角の超小型タイプや、オールメタルタイプも増え、金属体、非金属体の混流ラインでも使用できる。
マイクロやリミットスイッチなどメカニカルセンサも、待機電力が不要なことやコストが抑えられることから採用が増える傾向にある。