キャビネット・ボックス・ラックは、制御盤、配電盤、分電盤をはじめ、データセンタやコンピュータシステム、放送設備などでコンピュータ機器を収納する役割を果たしている。また、社会インフラ分野でPV(太陽光発電)システムや風力発電などの接続箱として、数年大きな需要となっている。
製品傾向は、熱対策、省エネ対策、セキュリティ対策、地震対策、軽量化、省施工、防じん・防水性、環境対応などが重要なポイントとなっている。
熱対策では、外からの熱遮へいと内からの放熱で工夫が加えられている。特に放熱対策では、ファンやクーラーなどの方法で電子機器を熱から守っている。
地震対策として、地震の揺れに耐える強度に加え、他に影響を与えないような対策を行っている。