ワコムは、電気制御設計において国内で高いシェアを持つ電気設計CAD「ECAD dioシリーズ」を出展する。中でも注目は設計から部品手配・製造まで、全体のリードタイム削減を実現する「ECAD dio DCX」だ。
DCXは統合型データベースを搭載、データベースに登録された部品情報を設計時に利用できるため、形式や定格などの部品情報入力の手間を削減する。
また、リアルタイムエラーチェックにより誰でも間違いのない図面が作図できるため図面品質が向上するとともに、目視チェックの作業工数削減にも貢献する。
ミスのない図面から手配・製造向けの帳票や加工データを自動作成できるため、データ作成工数を削減した上で正確な情報を設計から後工程に渡すことができる。回路図に修正が発生した場合には外形図や帳票の情報も自動修正されるため、修正工数の削減と修正漏れを防止する。
この結果、これまで回路図と帳票の情報転記ミスなどにより発生していた後工程からの手戻りがなくなり、その分時間やコストを削減できるため、短納期・低コストの実現につながる。
公式サイト>>> http://cad.wacom.co.jp/