ヤマハ発動機は、2015国際ロボット展に「お客様の自動化ニーズに応えます。」をテーマに出展。新アプリケーションを多数展示し、少量多品種対応、段階的な設備投資、設備の有効利用などを提案した。
新製品のリニアコンベアモジュールは、高速搬送と生産プロセスをモジュール化したベルトコンベア、フリーフローコンベアに代わる次世代搬送機器。生産プロセスはモジュール単位で事前にセットアップが可能で、増設可能なベースにモジュールを搭載することで、一連の工程を形成、プロセス(モジュール)の入れ替えも簡単で搬送システムの構築にかかる時間や工数が削減できる。実際に同社製「PAS」のスピードメーター組み立てラインで活用されている。
垂直多関節ロボット「YAシリーズ」は6軸タイプのほかに、腕をひねる動きができる7軸タイプもラインアップ。高速動作や手首負荷の高いワークに対応する。また、7軸タイプは人の腕と同じように柔軟でフレキシブルな動きが行えるため、回り込み動作やしゃがみこみ姿勢にも対応。狭い場所への侵入や干渉物を避けてのアプローチを実現する。
公式サイト>>> http://www.yamaha-motor.co.jp/robot/