長野計器は、高精度電池式デジタル圧力計を開発、「INCHEM TOKYO2015」で展示した。
同製品は従来から広く使われているブルドン管感覚で使える圧力計。単三電池2本で駆動し、約2000時間動作する。接続部はR1/4。
ステンレスダイヤフラム式SSセンサを採用し、液体・気体両方の圧力計測が可能。
保護等級もIP67で、水がかかる環境でも使用できる。
特筆すべきは精度でプラスマイナス0.25%F・Sプラス1digitと高精度なため、機械式圧力計のマスターゲージとしても利用でき、JCSS校正証明書の発行も可能。
工場やプラントでは各種数値管理の徹底が進んでいる。
同製品は従来の機械式圧力計はそのまま活用しながら、値の確かさを確保するのに最適。必要な時に必要な場所に取り付けるだけで管理ができるため、設備管理や予防保全目的の活用などが期待される。