萩原電気は、Intel製の省電力CPU「Atom SoC」を搭載した高信頼性のボードコンピュータ「HPUA100シリーズ」を発売した。
これは、フルタイム異常監視可能なRASマイコンを搭載、起動直前の温度異常や電源異常など、従来はメインCPUの自己監視では捉えられなかった異常の監視と記録が可能。
ECCメモリに対応、高い信頼性を必要とするシステムに最も有効なECC機能を提供する。
難易度の高いプロセッサ周辺回路は、COMモジュールに実装済みで、独自インターフェース、独自形状をキャリアボード側で実現することで、専用カスタムボード化に迅速に対応できる。
また、COMモジュールは、標準規格品で交換が可能、COMモジュールを変更すれば、容易に性能が向上できる。CPU終息時も、同一規格のCOMモジュールへ変更することで、長期間にわたって使用できる。
開発から製造まで国内工場で一貫して行っており、国内水準の品質管理で迅速なサポートに対応、安定した生産性を実現する。
CPUは、「ATOM Bay Trail-I E3800シリーズ」、BIOSは、「Phoenix UEFI」、メインメモリは、「DDR3L SO-DIMM 1スロット ECC有 4GBmax」。