三菱電機は、最新の数値制御装置、レーザ加工機、放電加工機など産業メカトロニクス製品を紹介する「三菱電機メカトロニクスフェア2015」を、3、4の2日間にわたって名古屋市東区の同社名古屋製作所内FAコミュニケーションセンターで開いた。工作機械・金型・板金・部品加工業者ら約800人が来場した。
新製品のファイバーレーザ加工機と形彫放電加工機が展示の中心で、高出力ファイバ二次元レーザ加工機「ML3015eX-F60
PLUS」は、独自のズームヘッドにより、薄板、中厚板、厚板が加工できる。高出力で生産性が高く、ランニングコストを低減でき、鋼材の自動加工に適している。
形彫放電加工機「EA12PS」は、加工速度が向上、自動車部品の金型加工などに適している。その他、マルチユース二次元レーザ加工機「HV2-Rシリーズ」、数値制御装置「M800Wシリーズ」、ワイヤ放電加工機「MV2400
TOOL
PRO」、放電表面処理装置、レーザ加工機各種パッケージサービス、各種ソフトウエアなどが展示された。
放電加工機、レーザ加工機に関する技術セミナー、工場見学会なども開かれた。