NECは、24時間連続稼働が求められる工場やビル管理での利用に適したファクトリコンピュータ「FC98-NXシリーズ」の新製品3機種を発売した。
ファクトリコンピュータは、半導体・精密機械などの製造装置・検査装置や、ビル・公共施設の監視制御システムなどの分野で利用されており、24時間連続稼働を支える高い信頼性と、長期供給、長期保守が求められる。また、温度、電源ノイズ、振動など厳しい環境での使用を保証している。
新製品は、24時間連続稼働、5年間の長期供給、製造終了後最大10年間の長期保守に加え、省スペースモデルの最上位機「FC-E23W」は、高速・高性能CPUであるインテルXeonE3-1268L v3プロセッサー(2.30GHz)を搭載し、処理性能を従来比約1.3倍に向上した。
価格は、FC-E23Wが59万8000円~、FC-E27Bが54万円~、FC-E22Uが40万3000円~。今後5年間で3万2000台の販売を目標とする。