電子情報技術産業協会(JEITA)は、2014年のセンサ世界出荷実績を発表した。14年のセンサ世界出荷数量は、対前年比10%増の251億386万7000個。金額は同17%増の1兆3172億8100万円となり、金額は2年連続の2ケタ超のプラス成長となった。
種類別では、金額構成比では光度センサが58%、位置センサ17%となり、数量構成比では温度センサが47%、位置センサが21%、光度センサ20%となった。
需要部門別では、金額構成比では通信機器・スマートフォン用が45%で最大。次いで自動車・交通用が17%、AV機器用とFAオートメーション用でそれぞれ8%となった。数量構成比では、汎用の34%、通信機器・スマートフォン用の19%、コンピューター・情報端末用が14%、自動車・交通用が13%と続いた。
仕向け地別では、金額構成比で北米向けが35%、日本向けが28%、アジア・パシフィック19%となっている。数量構成比では中国向けが37%、日本向けとアジア・パシフィック向けが共に27%となった。