コグネックス(東京都文京区本駒込2-28-8、TEL03-5977-5409、井上誠社長)は、スタンドアロン型の画像処理システムIn-Sight Rファミリーの新型モデルとして「In-Sight Micro 8000シリーズ」を発売した。
新製品は、業界をリードする強力な画像処理ツールを非常にコンパクトなボディに収め、PCに匹敵する高速処理を実現した。素早い画像取り込みと、Pat Max RedLineによる超高速パターンマッチテクノロジーを搭載することで、あらゆる生産ラインに最適な解像度、スピード、性能を提供でき、サイクルタイムの短縮、生産性の向上、そしてスループットを落とすことなく高解像度での検査が可能。
また、従来のIn-Sight画像処理システムと同様に、定評のあるIn-Sight Explorerソフトウエアで簡単に設定することができる。同ソフトウエアは、ステップ・バイ・ステップでわかりやすいEasyBuilder開発環境と、パワフルで柔軟性のあるスプレッドシート開発環境の両方を備えており、高い操作性を実現している。
本体サイズは、わずか31×31×63ミリとコンパクトで、省配線に貢献するPoE(Power over Ethernet)を装備して狭い場所やロボットへの設置が容易。位置決め、検査、計測、工業用ID読み取りアプリケーションといった生産ラインのあらゆる場面で利用できる。