同製品は、Ethernetを標準で2ポート内蔵。上位コントローラと接続して遠隔から制御、モニタリング、各種設定が可能。運転データなどのビッグデータをデータサーバに蓄積して活用できる。ウェブサーバ機能も標準で内蔵し、パソコンやタブレット、スマートフォンから標準ブラウザで簡単に接続して運転状態のモニタリングやパラメータ設定ができる。
また本体の操作パネル表示部にQRコードの表示機能を持ち、スマートフォンなどからQRコードを読み取り、簡単にWEB情報サイトにアクセスできる。操作や設定、モニタリング方法の説明やトリップ時の対応方法などを動画やテキストで説明して作業者をサポートする。
さらに、用途に合わせて定格電流、過負荷耐量を選択でき、ファンやポンプなどの標準負荷では現行のインバータに比べて小型化が可能。モータドライブ用に2個のPIDと、独立した2個のPIDを内蔵し、バルブやヒータなどの制御も可能。マルチポンプコントローラ内蔵で複数台のポンプの制御が可能。標準でインバータ駆動1台、商用で3台制御できる。
ターンテーブルや搬送機器の位置決めに最適な位置決め制御機能も内蔵。さらに誘導モータに加え、PMモータIPM/SPMの運転も可能となるなど、幅広い用途に対応した機能を搭載している。