安川電機は、高周波トランス絶縁機能を搭載した太陽光発電用パワーコンディショナ「Enewell-SOL P2H(9.9kW 200V級 三相)」の販売を開始する。
同製品は、「Enewell-SOL P2(10kW/9.9kW)」の機種展開として製品化。高周波トランス絶縁方式を採用し、国内の50kW未満の低圧連系システムで、外部の商用トランスを別途設置することなく三相200Vでの連係が可能。システムの簡素化とコストダウンを実現し、負極接地タイプの太陽電池を含め、どんな太陽電池とも接続が可能。
また、塩害地域やマイナス20℃の寒冷地域にも設置可能な耐環境性能を実現。さらに、操作やファン交換などを簡素化し、簡単メンテナンス。パワーコンディショナの扉を閉じたまま、前面の表示窓で運転状態の確認もできる。
1月から販売を開始し、年あたり1万5000台の販売を目指す。