電子情報技術産業協会(JEITA)は、2015年11月の産業用電子機器の受注統計を公開した。FAや監視、検査、計測などを含む業務用映像装置は、前年同月比5.8%減の211億7100万円となった。
内外需の内訳は、内需が68億8000万円(同3.3%減)、外需が142億9100万円(同7.0%減)。4月から11月までの累計は同11.4%減の1571億5300万円となった。そのほかの項目では、放送装置が中継機の内需が伸び、同90%と大幅増。超音波応用装置も魚群探知機が外需で伸び、同81.3%増となった。業務用映像装置は、業務用映像システム(監視、検査・計測、表示、通信・伝送、編集・記録の各システム)、テレビカメラ(監視用、FA・計測用、医用、製作用、車載用などのカメラ)、映像表示装置、映像記録装置、周辺・付属装置を対象としている。