医療・計測・分析・制御機器関連工業会連絡会は、RoHSを中心とした環境規制をテーマとした「環境セミナー2015」を2月9日午前10時30分~午後4時30分、JA共済ビルカンファレンスホール(東京都千代田区平河町2-7-9)で開催する。
近年、医療・計測・分析・制御装置の産業にとって、環境規制の動向への注視が重要になっている。例えば、RoHS2指令(DIRECTIVE2011/65/EU)は、医療・計測・分析・制御機器に対し2014年7月から施行され、体外診断装置は16年、工業用監視・制御機器は17年7月から施行となる。また、中国RoHSは認証制度導入や対象範囲拡大などの検討、さらに水銀に関する水俣条約が13年10月に採択され、日本でも「水銀による環境の汚染の防止に関する法律」が公布され、現在は政省令の整備が進められている。
セミナーでは、水俣条約が産業界に与える影響、欧州・中国の政策・規制の動向、さらに、東南アジアの化学物質規制に関する実務についての講演を行い、主催団体の委員を交えたパネルディスカッションを行う。
参加費は、主催団体会員は5000円、一般は1万円。定員は250人。
医療・計測・分析・制御機器関連工業会連絡会には現在、日本電気計測器工業会(JEMIMA)・日本医療機器産業連合会(JFMDA)・日本機械輸出組合(JMC)・日本計量機器工業連合会(JMIF)・日本検査機器工業会(JIMA)・日本分析機器工業会(JAIMA)・日本半導体製造装置協会(SEAJ)・日本電気制御機器工業会(NECA)の8団体が参加している。
同セミナーの参加申し込みはJEMIMA(http://www.jemima.or.jp/event/semi160209.html)まで。