エニイワイヤ 「革診的省配線で飛躍の年」 鈴木康之代表取締役社長

エニイワイヤ 鈴木 康之代表取締役社長
エニイワイヤ 鈴木 康之代表取締役社長
昨年は、2013年から本格展開しているデジタルリンクセンサシステム「AnyWireASLINK」のコンセプトが市場に受け入れられていることを実感する1年だった。

同システムは三菱電機のセンサソリューション「iQSS」に対応するデジタルリンクセンサシステムで、「革診的省配線」と「センサの診える化」を実現している。「診」の漢字をあえて使っているように、超小型I/Oターミナルでは、これまで実現が難しかった3線式汎用センサの断線検出を可能にし、センサとI/Oターミナルを一体化した「ASLINKSENSOR」では、上位コントローラからの感度やしきい値などのモニタ、設定変更などを実現、まさに現場の状態を「診る」ことに寄与している。発売後2年で約170社から採用いただき、毎年2倍のペースで売り上げを伸ばしている。今年も工場のIoT化を追い風に採用ユーザを増やしたい。

特に「ASLINKSENSOR」は昨年大幅にラインアップを増やした。光電センサや近接センサ、シリンダスイッチを中心に、自動車業界のニーズに応え、耐環境性能も大幅に向上。顧客へのソリューション提案につながることもあり、代理店の方々も積極的に提案いただけているため、市場環境、営業体制、ラインアップと売り上げを伸ばす環境が整えられたという手応えを感じている。

他にもポカよけシステム、電動ドライバによる締結管理など、ものづくりの品質アップや効率化に寄与できる製品群も評価をいただいており、市場に浸透してきている。

今年はこれら「I/Oシステム」「センサ」を中心とした「AnyWireASLINK」を拡販し、中期計画の最終となる18年度に売上高30億円を確実なものにしたい。

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