特に、主力の三菱電機製品を中心とした機器販売とともに、スペシャリストを配置した、センサなどの周辺機器の提案が顧客に受け入れられた。加工機などの産業メカトロニクス分野も、各種補助金の活用を含めた、付加価値の高い提案で評価をいただき、売り上げアップに寄与した。工場のIoT化が進展し、e-F@ctoryが注目を集める中、技術商社として社会貢献していきたい。
今年は新しい取り組みとして、24時間365日の電話受付サービスを2月1日から開始する。これは当社がシステム販売した設備に関し、トラブル発生時にしっかり対応できる体制を整え、さらなる顧客の信頼に応えるものだ。技術商社としてのサービスを充実させ、顧客との信頼関係をより密なものにしていきたい。ロボット事業についても、国内や中国でSierとの協力体制を強化。三菱電機に加え、川崎重工、ABBとも代理店契約を締結し、双腕ロボットや他社ロボットも含め、多様なソリューションをシステム提案できる体制が整った。今年は大阪本社に続き、東京支社内にデモルームの新設を予定し、ロボットを含めたソリューション提案をより強化する。
昨年は全国均一の技術サービスの提供など、人、仕組みといった体制を整える1年だったが、今年はその体制を実際に展開し、着実に、忠実に実行することで中期経営計画を1年前倒し、過去最高を再び更新できる「実」のある年にしていきたい。