CKD 「医薬・車・ロボットに期待」 梶本一典代表取締役社長

CKD 梶本一典代表取締役社長_
CKD 梶本 一典代表取締役社長
2015年度は下期に向けて自動車、医療・医薬業種向けが堅調に推移することが見込まれ、新型のスマートフォン向け設備投資、それに伴う半導体・中国でのFPD設備の高いレベルでの投資から、3期連続の増収・増益を予想している。

製品別では、特に空気圧機器の主力商品である電磁弁4Gシリーズで信頼性向上(耐久回数1億回)・環境性能向上(消費電力0.1W)とIoTのネットワーク対応を実現すべくリニューアルし、高い評価を得られた。今後もセンサー機器の開発・提供、通信機能を搭載した機器製品の拡充を継続しニーズに対応していく。

また、昨年は空気圧を利用した重量物搬送の助力装置であるパワフルアームを市場投入。労働環境の改善に貢献する商品として好評だった。昨年発行を開始したCKD技報も、専門性に深く踏み込んでいる点などが評価され、今年早々にVol.2を発行した。

今年の国内市場は後発薬の普及が見込まれる「医薬」、環境対応や自動運転技術の普及に伴い需要の高まる「カーエレクトロニクス部品」、人手不足を補う「ロボット」による自動化に期待する。海外も、中国をはじめとする東アジア・東南アジアでの人件費高騰や要求品質の厳格化で自動化ニーズが高まっており、機器需要は堅調と見ている。製品別には食品安全規格FSSC22000対応製品の拡販を強化、ダイレクトドライブモーターに加え電動アクチュエーターのバリエーションを増やし市場のニーズに応える。中国工場ではFPD製造設備向け機器製品の生産機種を増やし、自動車メーカー・部品メーカーの進出が活発なメキシコでは営業拠点の活動を本格化するなど、ユーザーへのサポート機能強化も進め、商品・販売・生産のGLOBAL化を推進していく。

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