これも特約店がこの4、5年がんばって拡販してくれた成果といえる。今期も2桁増の計画でスタートしているが、「バリュープロモーション」「バリューネットワーク」の姿勢で特約店といっしょになった進化した付き合いをしながら、製品を売るのではなく「フエニックス・コンタクト」を売るような気持ちで、お客さまに当社製品が役立つことを伝えていきたい。
昨年のSCFで、丸端子・Y端子とプッシュイン式を融合したDINレール用のハイブリッド端子台「BTシリーズ」を発表した。日本市場で多く使用されているネジ式端子台に対し、欧州メーカーとして日本のユーザーに近づくことで、新たな展開を目指している。当社ではこれを「端子台4.0」として、日本市場向けに開発したが、世界で一番厳しい日本でこれが受け入れられれば、今後の成功事例として自信につながる。
これが端子台市場への一石として、今後大きな波にしていくためにも、ユーザーに製品をよく理解してもらい、「フエニックスのあれを持って来い」と言われるように成功させたい。また、日本で考案したPC端子台「SPTAF
1」をはじめ、産業用セキュリティ機器mGuard、電源、イーサネットスイッチ、避雷器、セーフティ機器、サーキットブレーカーなども注力する。
さらに、「イーラーニング」用の教材も充実させ、特約店営業社員などに活用していく。