GMI社の本質安全防爆絶縁バリアは、SIL3認定品をそろえ、自社でSILの計算と製品認定ができる高い技術力を持っている。日本の防爆検定も昨年取得できたことから、輸出案件に加え、国内市場でも浸透に取り組んでいる。すでに防爆製品のラインアップに加えてくれているところもあり、今後の販売に期待している。昨年の「計測展TOKYO」に出展・展示したが、高い関心を持っていただき、引き合いも多数いただいた。
今年は、SIL3対応のセーフティリレーの販売や非防爆品の販売増にも注力したい。アプリケーションの説明書などを充実させて理解を深めてもらえる取り組みを進める。
日本市場でニーズの高い製品を多く有しているのに対し、営業社員の不足で計画通りの販売活動ができていないのが大きな課題で、今年はこの解消を図れるような方策を考えていく。
一方、本質安全防爆形の放射温度計も昨年、日本の防爆検定を取得できた。
同種の製品に比べ、小型・軽量でコスト競争力も高いのが大きな特徴で、引き合いが増えつつある。今後、本質安全防爆絶縁バリアとの一体販売を進めていく計画である。技術力のある販売代理店があれば活用していきたい。
防爆対応のデジタルカメラの販売も引き続き進めていく。日本の防爆検定を取得したデジタルカメラは当社にしかないためニーズは多く、あらゆる機会を捉えて浸透をさせていく。今年も大阪の計測展への出展を始め、地道なPRをしながら、防爆のスペシャリストとしての当社の特徴をアピールしていく計画である。