TURCKグループ全体としては、2015年の売り上げ結果は5億 に到達した。また、グループ全体の従業員数もこの1年間で3500人から4000人へと増加している。現在、ドイツ本社社屋の建て替え、物流やITなどのインフラストラクチャー増強への投資を行っており、メキシコにも約1000万 をかけて新工場を建設した。これらの投資を通して、TURCKグループ全体の今後の成長を狙う計画を推進している。
15年はFA業界も、PA業界も、われわれメーカーにとっては追い風状態であり、大変ありがたい年となった。16年もこの基調は続くと推測されるが、中国の経済状況、世界的に安定しない政治状況などもあり、油断することなくまい進していきたい。
TURCKは誘導型近接センサにおいて、異なる金属でも等距離で検知可能なFACTOR-1技術に対応した製品をいち早く市場に投入した。
その第3世代となるuprox3を15年に発表した。これまでよりもさらに検出距離を伸ばしつつ、FACTOR-1技術はそのまま継承している。この製品群の拡販をさらに強化する計画である。また、製品面での拡充と共に、国内でのプロモーションもさらに強化する。プロモーション活動を通して、お客さまの意見を積極的に聞きながら、お客さまの課題を解決するソリューションの提供を目指していく。TURCKはたゆみないR&Dにより、お客さまにとって価値の高い製品とソリューションを提供していくことで、今年も取り組んでいきたい。