今年は新製品の発売も準備している。春までにSSRの新製品を発売し、その後システムとしての新製品も計画している。製品単体ではなく、サービスとして開始する予定で、顧客にソリューションとしてお届けしていく。
海外事業はベトナム、タイ、中国を中心に注力する予定で、WEBを活用して集客し、認知度向上から拡販に結び付けたい。
2014年にグループに加わった、水晶発振器の設計・製造・販売を手掛ける「ナカアンドカンパニー」とのシナジー効果にも期待している。カスタム品を主力としているが、内製化を推進し、長期継続生産できる体制を強化する。産業機器向け製品をナカアンドカンパニー製品含め再構築し、不足しているラインアップを拡充し、相互販売することで売り上げを伸ばしていきたい。
環境事業は電力自由化が始まる。CPU搭載による電気基本料金削減が可能な「ジェルコントロールシステム」は、現状の電力会社の料金体系に最適化しているが、急激な環境変化はないと見ており、中小規模の事業者や、個人事業を行っている方には特にニーズが高いと考えている。
自由化により、さまざまなビジネスチャンスが増えると捕らえ、市場の変化に柔軟に対応していく。
当社は「制御」と「省電力」の技術にITの力とアイディアを組み合わせ、新たな技術から新たな事業を創出して、社会に貢献していきたい。