EIZOは、コンピューター用モニターの増産を目的として、石川県白山市の本社敷地内で建設を進めてきた新工場棟が完成したと発表した。新工場は、本社工場、EIZOエムエス羽咋工場(石川県羽咋市)、同七尾工場(石川県七尾市)に続く国内4番目の生産拠点。従来に比べ30%の生産能力を増強し、メディカル用・産業用途などの特定用途向けモニターの需要の増加に対応する。
新工場は、1万5000平方メートルの鉄骨地上5階建て。特定用途向けのコンピューター用モニターを生産する。リペア、メンテナンスなどのアフターサポートを担うEIZOメンテナンスセンターの機能も移設し、分散していた修理拠点の集約を実現。また本社品質保証部門、開発部門に隣接した地点で業務を行うことで、製品サポート体制を拡充する。投資金額は約30億円。