メイテックグループのall engineerが運営する「fabcross for エンジニア」が機電系エンジニア1000人を対象として行った「技術系トレンドワード」のアンケート調査によると、エンジニアが注目している技術系トレンドワードのベスト5は「自動運転」「ドローン」「IoT」「ビッグデータ」「AI(人工知能)」となった。
同調査は、全国の電気・機械系メーカーで働くエンジニア907人(男性849人・女性58人)に対して実施した。
「今、最も注目している技術系トレンドワード」を聞いたところ、自動運転、ドローン、IoT、ビッグデータ、AI、ロボット、FA、燃料電池自動車、クラウド、電気自動車、ウエアラブル、3Dプリンタ、インダストリー4.0、4K/8K、ディープラーニングといった技術系トレンドワードが上位に並んだ。
次いでこれらの上位15個のワードに対して、それぞれ「業務で活用しているか」「情報収集・学習中であるか」を尋ねたところ、「業務の中で、活用中の技術」として挙がったのがクラウド(19.1%)、FA(13.2%)、ロボット(13%)の順に多かった。
「まだ活用してはいないが、今後の業務に関わりそうな技術」という答えが多かったのは、AI(22.1%)、ビッグデータ(21.8%)、IoT(21.7%)だった。
「今後、業務と関わるかよく分からないが、情報収集・学習中の技術」としたのはドローン(30.8%)、自動運転(27.9%)、電気自動車(26.5%)となった。
さらに、これらの技術系トレンドをどのように学習していく計画か答えてもらったところ、多くの回答者が言及していたのは「社外の研修/セミナー」や「OJT」が多かった。「特許・規格を調査」「実機/デモ機をテスト」といった回答を寄せるエンジニアもいた。